霊園に建立する墓石の種類はどんなものがあるか?

遠方にあるお墓をお住まいに近くの霊園に改葬すれば、お墓参りの負担を軽減できるので人気です。
改葬を実際にするとなれば、いろいろな手続きが必要になります。
ここでは、【改葬の手順と流れ】をご説明いたします。
まずは、改葬先を探すことからスタートします。
霊園や寺院の中には改葬を受け入れないケースもあります。
キャプチャ17改葬を考えているところが受け入れしてくれるかどうかを確認しましょう。
改葬先が決まったら霊園の管理者から「墓所使用許諾証」か「受入証明書」を発行して貰います。
そして、現在の霊園や墓地の管理者から「埋葬証明書」または「納骨証明書」の発行を依頼します。
では【現在墓地がある霊園や寺院のある市区町村で手続き】について説明します。
今の墓地の管理者と改葬先の管理者から必要書類を発行してもらったら、次に今のお墓がある市区町村の役所や役場で「改葬許可申請書」を発行してもらいましょう。
この「改葬許可申請書」に必要事項を記載して今の墓地管理者から署名と捺印を貰います。キャプチャ5
「改葬許可申請書」「受入証明書」「埋葬証明書」の3点を今の墓地がある市区町村の役所や役場に提出して「改葬許可証」を発行してもらいます。
次に【お墓の移転手順】について説明します。
最初に墓石を撤去しなければなりません。
その前に普通は「閉眼法要」の供養をします。
お墓に宿っている魂を抜き取る供養を閉眼法要と呼ばれています。
一般的には「お魂抜き」とか「性根抜き」と言ったりします。
閉眼法要をした墓石は普通の石に戻ります。
閉眼法要を執り行ったあとにお墓から遺骨を取り出します。
墓石を撤去して土地を更地に戻しますが、遺骨に関しては新しいお墓ができるまで自宅の仏間に安置することが多いです。
改葬先の墓地には(1)新しい墓石を設置するケースと(2)既存の墓石を移動するケースがありますが、いずれも工事が必要です。
墓石の撤去工事や設置工事は信頼できる石材店に依頼するといいでしょう。
墓石の設置が完了したら、新しいお墓に納骨するための供養がありますが、こちらは「開眼法要」と呼ばれお墓に魂を入れる供養をします。
霊園の場所が決まったら、次にすることはお墓の準備になります。
今回は、霊園に建立する墓石の種類はどんなものがあるかについて説明いたしましょう。
「価格」「色」「デザイン」から選択していきがちな墓石です。
キャプチャ12一番考えて欲しいのが使用される石の「耐久性」だと思います。
屋外に建立されて長期間に渡って風雨にさらされるのが墓石でしょう。
耐久性の低い墓石ならばどうでしょうか?
劣化しやすいですし、すぐに補修工事が必要になれば無駄なコストもかかります。
では【墓石の耐久性】について説明します。
耐久性に優れたクオリティの高い墓石の特徴は「硬度が高い」「吸水率が低い」「キメが細かい」「光沢が出やすい」……などがあります。
固くて水を吸いにくい石材は、長い年月にわたって風雨にさらされても頑丈です。

石材表面の変色もないですし、ひび割れの劣化も少ないです。
墓石の表面にいろいろな斑点を見かけることがあります。
こういった斑点の粒が小さくて隙間がなく詰まっている石はいいです。
長期間に渡って墓石の表面の光沢を維持できます。
撥水性に優れており汚れがつきにくいのです。
耐久性が強い墓石は劣化を防ぐだけではありません。
地震など天災地変による破損を最小限にとめてくれます。
大地震が起きると頑丈な墓石でも転倒するでしょう。
耐震工事もしておくといいでしょう。
次は【成分や産地によって違う墓石の成分や色】について説明しましょう。
墓石に使用される石は4つに区分されており(1)花崗岩:かこうがん(2)閃緑岩:せんりょくがん(3)斑糲岩:はんれいがん(4)安山岩:あんざんがん……になります。
成分や産地で分類するとさらに300種類以上もの石材が墓石に使われます。
一番有名な墓石は花崗岩でしょう。
これは御影石(みかげいし)と呼ばれたりします。
福島県・茨城県・愛知県・瀬戸内海地方で産出されます。
花崗岩でも赤味が強かったり青みが強いものまでざまざまです。
予算があるでしょうから、その範囲でできるだけ高品質の墓石を選びましょう。

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